目次
デンタルフロスによって歯を、将来の笑顔を守りましょう。
デンタルフロスとは
そもそもデンタルフロスとは
- お掃除が届かないところに届いてしまうもの。それがデンタルフロスです。
- 歯ブラシでは汚れを取りきれない場所があります。
- 歯と歯の間や歯周ポケット内、奥歯の歯ブラシが届かないところです。
- 似ている製品としては、歯間ブラシなどもありますが、今回の記事は、デンタルフロスに着目して、ご紹介していきます。
デンタルフロスに与えられた役割
歯周病になる原因
- 虫歯や歯周病の主な原因は、お口内の細菌によるものです。
- 細菌をしっかり取り除いてあげることがとても大切になります。
- 他の記事でも記載していますが、虫歯や歯肉を下げていくことは、主に細菌が糖をエネルギーとして、酸を吐き出し続けることで悪化します。
- 食事後、お口の掃除を行うことが最適とされていますが、どうしても面倒くさくなってしまい、歯磨きが適当になってしまいます。
- 特に歯間部、歯茎内の歯周ポケットです。
- 細菌が毎回、少しづつ残ってしまうことによって、歯石というものが形成されてしまいます。
- 歯石とは、細菌の死骸の塊です。
- 歯石があることによって、より細菌が付着しやすくなり、掃除をすることも大変になってきます。
デンタルフロスによる対策
- お口内の細菌を減らすために活躍してくれるのが、デンタルフロスというわけです。
- 歯磨きに加えてフロスや歯間ブラシを併用することで、歯肉炎やプラークの抑制に一定の効果が期待できます。
- 適切な清掃器具の選び方や正しい使用手順を習得すること。
- それを毎日の習慣に組み込むことが、将来の抜歯リスクを下げること。
- また、全身の健康を維持するための鍵となります。
- 最終的には、家庭でのセルフケアと歯科医院での定期検診を両立させることが、理想的な口腔環境を保つ最善策であるとされています。
- 今回は、適切なデンタルフロス選びにフォーカスしてご紹介していきます。
デンタルフロスの選び方 (フローチャート付き)
どんなフロスを選べばいい?

デンタルフロスの選び方や特徴 (フローチャート参照)
それぞれのタイプの特徴
- フロスには、外観形状として、糸巻きタイプ(ロールタイプ)や持ち手付きのホルダータイプなどがあります。また、フロスの糸の種類にもワックスの有無、エキスパンディングタイプ(唾液で糸の幅が広がる)とこちらも種類があります。それぞれの特徴について解説していきます。
外観形状 ロールタイプ(糸巻きタイプ)
| 特徴 | 糸が巻かれている形で、主に丸い形が一般的です。 |
| メリット | コストがかからない。 収納場所に困らない。 お出かけにも邪魔な荷物になりにくい。 |
| デメリット | 取り扱い方が中級者向け。変に使用すると、逆効果で歯肉を下げてしまう可能性があります。 |
外観形状 ロールタイプ(糸巻きタイプ) ワックス付き
| 特徴 | ミントの香りもする場合は多いため、爽快感もあります。 |
| メリット | 糸の表面上に滑りやすくなるよう、ワックスが付着しています。そのため、狭い歯間部でも入りやすく、初めて使用する方には、使いやすいと思います。 |
| デメリット | ワックスなしのタイプに比べて、汚れの除去率は劣ります。 |
外観形状 ロールタイプ(糸巻きタイプ) ワックスなし
| 特徴 | ワックスがついていないため、無味無臭です。 |
| メリット | 汚れの除去効率は高いです。歯科医院でのプロによるデンタルフロスで採用されることが多いです。 |
| デメリット | 滑りがワックス付きに比べ悪いため、傷つけやすく、被せ物などをしている際には、引っ掛けて外れてしまうことがあります。上手な人は、フロスが引っかかってしまったときに被せ物が外れないように、斜めに引き抜くことで防止することができます。 |
ホルダータイプ (F型)
| 特徴 | 持ち手がついている。Fの形にフロスが貼られています。前歯に有効的な使用をすることができます。 |
| メリット | お子様やフロス初心者の方には、間違いなく使用することができるため、おすすめです。 指が汚れないこと。片手でも使用することができることなども挙げられます。 |
| デメリット | デメリットとしては、歯の被せ物によっては、使用ができない。 コスト高、糸が膨らむタイプ(エキスパンディングタイプ)がないことも挙げられます。 |
ホルダータイプ (Y型)
| 特徴 | Y型のホルダーです。奥歯の清掃に適しています。 |
| メリット | お口をいっぱい開けなくても、使用することが可能で、顎関節症の方なども安心して使用することができます。 また、奥歯は手が届きにくいので、持ち手が長く、アクセスしやすいといったメリットもあります。 |
| デメリット | デメリットとしては、歯の被せ物によっては、使用ができない。 コスト高、糸が膨らむタイプ(エキスパンディングタイプ)がないことも挙げられます。 |
この記事のまとめ
結論
- フロス習慣は「一生モノの歯」を守る最強の自己投資
- 最後に最も大切なことをお伝えします。
- なぜフロスを「今」始めるべきなのか
- 「フロスをしないことで、歯の汚れの4割を見過ごしているのと同じ」 という事実です。
- どんなに丁寧に歯を磨いても、歯ブラシだけでは汚れの約60%しか落とせません。残りの約40%は、虫歯や歯周病のリスクが最も高い「歯と歯の間」に潜んでいると言われています。
- 病気の予防
- 全身の健康
- 歯周病は糖尿病や心疾患など全身の健康にも密接に関わっており、フロスは未来の自分を守るための「命のケア」でもあります。
- そのため、自分の性格にあったフロス選びで「無理なく」続ける
- 「めんどくさい」を解消する鍵は、今の自分にとって最もハードルが低いツールを選ぶことです。
- 初心者・奥歯が苦手な方: まずはY字型のホルダータイプから始めて、歯の間を掃除する「スッキリ感」を身につけましょう。
- 効率・経済性を求める方: 細かい操作ができるロールタイプへステップアップするのがおすすめです。
- 歯磨きの「前」に: 先に歯間を掃除することで、歯磨き粉のフッ素が隅々まで行き渡ります。
- おすすめ製品のご紹介は現在作成中です。よりわかりやすい商品紹介をできるよう、検討しています。
- 素材(ワックス・アンワックス・膨張タイプ)の違いや、コスパ重視のロールタイプ、使いやすさ抜群のホルダータイプなど、具体的におすすめの商品を詳しくレビューしますので、公開まで楽しみにお待ちください!
- 最後に:プロのサポートも忘れずに
- セルフケアで落とせる汚れには限界があります。3ヶ月〜半年に一度は歯科医院でプロのクリーニング(PMTC)を受け、バイオフィルムをリセットすることが、健康な歯を長く維持する秘訣です。
- あなたの10年後、20年後の笑顔が増えるように、今日から「一本の糸」による新しい習慣を始めてみませんか?
注意喚起
※ 本記事は歯科材料業界の情報や一般的な文献情報をもとに作成していますが、診断・治療を目的とするものではありません。
※ 症状が疑われる場合は歯科医療機関を受診して、判断をいただきますよう、よろしくお願いいたします。